梅雨の時期の工事
いよいよ梅雨時期に入り長野の空もどんより感満載です。今時点での予報は第三週位で梅雨明けなんて話も聞いておりますが、
正直複雑な心境です。
理由としましては・・・私が暑がりだからです(汗)。
今回は梅雨時期の工事についてそのメリット・デメリットをご紹介します。
■梅雨時期の工事は良いの?悪いの?
一般論的なお話をすると、粉塵や騒音がどうしても出てしまう解体工事では、一見すると
実はメリットが多いのではと感じる事がございます。
・メリット
雨が降り続ける ⇒粉塵作業の場合、雨が降ることで飛散しにくくなる
⇒騒音が出る場合、雨音のおかげ聞こえにくくなる
⇒作業環境を考えると、気温は低く作業はしやすい
しかし、当然いつもと違う環境ですので以下のような弊害も。
・デメリット
雨が降り続ける ⇒ 建物、特に廃棄物が濡れる事でごみ処理単価が上がる場合がある
⇒ 地面が濡れる事で土地が緩くなり、泥を道路に引っ張り掃除をする手間が増える
⇒ 基礎が重かったり上手く撤去出来ないと重機が泥にハマる
⇒ トラックがぬかるみにハマる(脱出に時間が掛かる)
⇒ 怪我がおこりやすい(雨水で足を滑らせ転ぶ、高所作業の際は転落等)
⇒ 風邪を引く(回復に時間が掛かる)
⇒ 作業員のモチベーションが下がる
というようにデメリットも多く存在します。
その為、弊社の場合、雨が降る今の時期は屋内作業(内装解体等)に切り替えたり、
外現場のみの場合は作業を行わないようにしております。
作業が遅延する場合も御座いますが、それよりも雨の中作業を行うことで起こるデメリットを考慮しております。
当然、完工をずらさないよう日程も予め余裕を持った対応が出来るよう調整しております。
2024年07月12日 09:12